ストレッチは安易に教えるな!

ノウハウ

本日は治療家の方にむけたストレッチに関するお話をします。
皆さん来店回数が少ないお客様にストレッチのレクチャーをしていたりしませんか?

もし明確な意図がないならストレッチは安易に教えない方が良いです。それは『お客様自身の為』でもあるからなんです。

意味がわかりませんよね?笑
しっかり解説していきます。

来店回数が少ないお客様にストレッチを教える事がNGな理由は3点あります。

①初期の段階でストレッチを教えたらそれで満足してリピートしなくなる恐れがあるから

②ストレッチでお客様自身が身体を歪ませる恐れがあるから

③ストレッチをすると前回の施術の良し悪しが分からなくなるから

1つずつ詳しく解説していきましょう。

1つ目の理由は『ストレッチを教えたらそれで満足して離脱する恐れがあるから』です。

治療家の目的は根本改善ですよね。
ストレッチを初期の段階でお客様に教えると、どんな恐れがあるのかというと、、

『このストレッチをやれば辛い腰が楽になるのね。腰が辛くなったらこのストレッチをやればいいや』

このように思って1回の来店で離脱する可能性が高くなるんです。

長年のお身体の悩みが改善するチャンスが目の前にあるのに、自らそのチャンスを閉ざしてしまうんです。

それってめちゃくちゃ勿体ないですよね。
でもこういうお客様は沢山いるのが現状なんです。

僕ら健康のプロはお客様が間違った道にそれないように正しくエスコートするのも大切な仕事なんですね。

ストレッチを意味もなく教えることがNGな
理由は2つ目は『お客様が勝手に身体を歪ませる恐れがあるから』です。

お客様の中には偏ったストレッチをして逆に自分から身体の歪みを作ってしまう人って結構いるんですね。

真面目なお客様ほど陥りやすいです。

せっかく僕らが改善する方向に治療していてるのに僕らの目のとどかない所で、そのような事をすると返って症状改善の妨げになります。

その為、症状が良くなるまではストレッチをお伝えしないのが得策です。

ストレッチを意味もなく教えることがNGな
理由は3つ目は『ストレッチをすると前回の施術の良し悪しが分からなくなる』です。

自分の施術のアプローチがバッチリ決まればお客様の身体を触った時の感触が次回来店された時に明らかに違ってるはずです。

僕らの目が届かない所で以前とは違う行動をとられてると、前回の施術の良し悪しが、正確に判断しづらくなってしまいます。

このような理由から、通い始めて間もないお客様には普段通りに過ごしてもらう事が大事です。

では、ストレッチはいつ教えるのが適切かというと、何回か来店して症状が安定した後が良いです。

イメージとしては、お客様の身体の状態の大きなマイナスをゼロまではしっかり治してあげてから。

僕の場合は3回目以降の来店と決めてます。

ではおさらいしていきます。
来店して間もないお客様にストレッチを教えてはいけない理由は3点です。

①ストレッチを教えたらそれで満足してリピートしなくなる恐れがあるから。

②ストレッチでお客様自身が身体を歪ませる恐れがあるから

③ストレッチをすると前回の施術の良し悪しが分からなくなるから

この3つの理由がある事から、ストレッチは初期の段階では教えないほうがいいんです。

ただし、序盤にもお伝えしましたが、ストレッチを教える事に何かしら明確な意図があり、お客様の満足度が高いならそのやり方もOKなんでね。

そのやり方を優先してください。

一番大事な指標は、どの選択をとった時が一番『お客様が幸せになるか』ですから。

今日の話が何かしら皆さんのお役に立ったら嬉しいです。では今日の話は以上です。

ps.
最近、【水曜日のカンパネラ】ってグループの『エジソン』って歌に激ハマりしてます。中毒性が高くて毎日聴いてます。施術中に脳内でリピート再生して、あー!もー!誰か止めてー!って困りたい方は是非聴いてみてください。


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