長く同じ職場で勤めていたり、長くお店を経営するとリピーターさんで予約が埋まってくる。
その部分だけを切り取ると非常に良い事のように思えるが、実はデメリットもあるよって話を今日はしていこうと思う。
※僕は整体師なので整体師目線の内容になるという事だけ悪しからず。
長く通っているリピーターさんはカラダの状態がだいぶ良くなるので、簡単なメンテナンスで調整は終了してしまう。
正直なところ、100パーセントの本気をださなくても自分の持ってる技術の10~20%くらいでお客様を満足させられてしまうのだ。
リピーターの施術は精神的にも肉体的にも負担が少ない。
しかし1つ言えることがある。
リピーターばかり施術して新規さんを施術しないということは難しい症例にチャレンジする機会が減ってしまうのだ。
それでは自分の技術力はなかなか磨かれない。
症状が取りきれず冷や汗をかき、ギリギリになるまで追い込まれてこそ技術力は伸びる。
症状をよくできるか否かが一番試されるのが新規の対応なのだ。
現場上がりの経営者は新規のお客様は雇っているスタッフに任せて自分は今まで診てきたお得意様だけ施術するなんて人も多いだろう。
馴染みのリピーターさんに毎度お決まりの施術を繰り返し、たわいもない話で談笑する。
しかしこのやり方では、技術力の進歩という点においてはいつか止まる。
この問題に対して、しっかり経営者は向き合うべきだと思う。
現在お店を開業して１ヶ月。
めちゃくちゃ壁にぶち当たる日々だけど、ものすごい発見があり成長していっているのが自分でわかる。
来年僕はスタッフを雇っていくことになるのだが、お店の経営をしながらも新規さんを施術する機会は少なくてもいいので持ち続けようと思う。
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