【この記事がオススメな人】
- 独立開業前の方
- 店舗経営について興味ある方
- 集客に悩んでいる方
この記事を書いているのは2023年10月30日。
お店のオープンまで残り11日だ。
本当は11月1日が物件の引き渡し日だったが、不動産屋の休みの都合により明日の夕方にテナントの鍵をもらえる事になった。
少し前まではワクワクが強かったのだが、オープン日が近づくにつれ本当にうまくいくのだろうかという不安やプレッシャーが強くなる。
僕はこれまで3つの整体・リラクゼーション会社で売上が一番だった。
その事実が僕の絶対的な自信となり今回の独立開業にふみきったわけなのだが、やはり正直な今の心情を言うとめちゃくちゃコワい。
今までは雛鳥のように口を開けてお客様がくるのを待っていればよかったが、これからは口を開けて待っているだけではお客様は絶対にこない。
今までのようにただ待っているだけでは手元資金がどんどん減っていくだけなのだ。
資金が減っていくスピードが勝つか、それとも僕のファン化のスピードがはやいかの勝負。
たいてい独立開業をする人は自分なら高確率で成功すると思ってるが世の中の現状は、
- 起業から1年後の生存率は72%
- 起業から3~5年後の生存率は40~50%
- 起業から10年後の生存率は26%
個人事業主が法人を設立したなどのケースも廃業として扱われたり、お店の移転も廃業として扱われるから、この数字が完全に正確なデータとは言えないがまあまあ失敗している人が多い現状なのだ。
最近の僕は2店舗目にむけて良い不動産がないか不動産サイトをチェックするのが日課なのだが、そのサイトに載ってる物件の多くがなんらかの事情で事業を続けられなくなった人が手放した物件だ。
元オーナーの苦しみの感情を想像し、一人で勝手に重苦しい気持ちになったりしてしまう。
技術や接客においては絶対的な自信が僕にはあるが、不動産を選ぶのは今回は初心者だ。
僕が気づいてないだけでババの不動産をひいてしまった可能性や、ライバルの数の関係上、勝負しちゃいけないエリアだったという可能性もゼロではない。
考えたらキリがないほどの不安が押し寄せる。
今回は念には念をということで、日本政策金融公庫の融資を200万ほど申請した。
1ヶ月の経費の6ヶ月分、もしくは月商の2ヶ月分以上のキャッシュを持っている事が事業をやる上での安全領域だと言われている。
僕の場合、フリーランス時代に貯めた貯金がそこそこあるので、そこまで危惧する懐事情ではないわけなのだが漠然とした不安がずっとあるのだ。
まあ、これだけ参入障壁が低い業種というのは僕らの業種以外にないとは思うが、それでも飽和しすぎていないところを考えると、みんな最初の一歩を踏み出す事ができなくて、ずっと雇われの安全地帯にいるのだと思う。
ただ、、、
一つ言えるのは僕は不安になりながらも、不安を求めていた節がある。
正直フリーランスで活動を続けても、そこそこの活躍ができるのはもう確信しているので、その会社で売上が一番になろうが、月収が60万を越えようがもう嬉しさなど特にないのだ。
本気でやらないとマジで死ぬ。
そんなプレッシャーのある環境を間違いなく僕は求めていたんだ。
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