皮膚科の先生の話

ノウハウ

皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、皮膚科に行ったのですが、その時の先生の対応がものすごく勉強になったので皆さんに共有していきます。




昨年の秋の事なんですが、僕の身体に異変が起きました。

なんと『湿疹』が身体中にできてしまったのです。痒い部位をかくと傷として残り、それが全身に拡がっていました。

こんな経験は大人になって初めての事だったので正直かなり悩みました。

思いあたる節は何もなく、このまま痒みがエスカレートしたらどうしよう、そんな不安でいっぱいの毎日を過ごしていました。

彼女に相談すると、なんで早く病院に行かないのよ!と叱られたので、近所の皮膚科にしぶしぶ見せにいくことになりました。
(あまり僕は病院が得意ではない)

さっそくお医者さんに傷口をみせると、
『最近、犬とかネコとか飼われました?』と聞かれました。

まったく身に覚えはないので、
『いいえ』と答えると『最近、何か生き物を飼い始めましたか?』と続けて質問されました。

全く心当たりがないので、記憶にないと答えると、首をかしげながらとりあえず薬を出しておきましょう。と病院の先生は塗り薬と飲み薬の処方箋をくれました。

それからの僕は、病院でもらった薬をお医者さんの指示通り塗ったり服用し続けました。

しかし、一向に痒みはおさまらない所か痒い場所が増えていきます。

掻きむしった傷が身体中に少しずつ増えていくのが恐怖でしかありませんでした。

医者に行っても良くらない事を知った僕は、食生活や、ダニやら、衣類の問題など痒みの発生原因となりそうな物をネットで調べては自分で1つずつ潰していく事にしました。

その結果、苦労の末、3ヶ月でようやく痒みの発生原因が分かったのです。

痒みの原因は、職場の『除菌アロマウェットティッシュ』だったのです。

僕はその除菌アロマティッシュで手だけじゃなくて、身体中をこまめに拭いていたのでその度に、身体が乾燥し痒みが起きていたのでした。

アロマティッシュで身体をふく習慣を止めて、お風呂あがりや顔を洗う時、手を洗う時に、こまめに保湿剤を塗るようにしました。

すると3ヶ月悩み続けた全身の痒みはピタっと治まったのです。

痒みの不安が解消された事で、嬉しさというより安堵の気持ちが強かったです。笑

でも、その安堵の気持ちと同時に湧き上がってきた感情は、『医者とはなんなんだ』という疑問でした。

病院の先生がしっかり痒みの出る時間帯や、痒みの出る場所を問診で僕から聞き出していたら、病院に行ったその日に解明できた症例だったんじゃないかと思ったんです。

この問題は、僕ら治療家やセラピストはめちゃくちゃ反面教師にするべき行動だと思いました。

腰痛や肩こりにも種類があります。
仕事中に痛いのか、朝起きた時に痛いのか、それとも、仕事を終えた後に痛いのか。

肩こりや腰痛の原因は、人それぞれです。
施術してるその瞬間だけ、気持ちよい、楽にする事なんて、2週間でデビューした新人セラピストでも当たり前に出来ます。

本気で身体を良くしようと思ったら、
骨格の歪みを伺ったり、椅子や机などが原因か伺ったり、他にも水分不足など食生活の問題、ストレスが原因なのかも考えなくてはなりません。

技術だけでなく問診だって、お客様の症状を改善するヒントになったりする事を僕ら治療家やセラピストは忘れてはならないのです。

あなたは、お客様から『気持ち良い』と言われただけで満足していませんか??

今日の話が皆様の何かしら役に立ったら幸いです。


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