予約日を間違えて来られた患者さんへの対応とは?

整体師の給与

先日考えさせられる出来事があったので皆さんに共有いたしますね。

ある日、施術している最中に受付のドアが開き女性の患者さんが入ってきました。

(あれ?この時間帯に予約は入ってないはずなんだけど、、、、まずいなあ。もしかしたら、予約のブッキングか??)

施術を一時中断し、ドキドキしながら受付に急いで向かいました。

僕らに非があるのか患者さんが間違えて来院されたのかわかりませんが、取り敢えずソファにご案内し、患者さんから予約カードを受け取りました。

予約日をチラッと確認すると、その患者さん(同僚の患者さん)が予約日を間違えていた事が分かりました。

実は昨日予約が入っていて、その予約をすっぽかして今日きてしまったのです。

恐る恐る患者さんに事情を説明すると、みるみる顔が真っ青になり

『あー!!本当だ。。昨日だったんだ。。。すみません!!』

何度もそう言って謝ってきました。

責任感が相当強い女性なようで対応した時間はおよそ3分ほどだったと思うのですが、すみませんと言うワードを10回は言っていたと思います。

こちらに非はないのですが、マイナスな感情を持って帰られるのはあまり良くないと感じた僕は咄嗟に

『いやあ〜!間違えて来院される方は毎日のようにいらっしゃいますので、気にしなくて良いですよお〜!昨日、〇〇さんが来院されず心配してたので、逆に生存確認できて担当スタッフはホッとすると思いますよ(笑)』

そう言いました。

(実際に、予約日を間違えて来られる方は2週間に1回くらいなので嘘にはなるのですが、許される嘘なのかな?とも思っています)

これは賛否両論あるかな?^^;

しかし、僕の言ったその言葉に患者さんはちょこっとだけ笑みがこぼれたのでその時の僕は安心したのです。

後日その患者さんが施術を受けに来た際に、担当スタッフに改めて謝罪をしたそうなのですが、受付で対応してくれたスタッフがすごく親切な対応をしてくれたので嬉しかったと言っていたそうなのです。

これを聞いて、我ながら良い対応ができたなあと凄く嬉しい気持ちになりました。

不測の事態が逆にプラスの印象に変わったのです。

自分で言うのも難ですが、こういうきめ細い接客サービスが巷によくある激安リラクゼーション店との差別化にもなるので、ぜひ不測の事態が来たら逆にチャンスと捉えて対応をしてみてください。

ピンチは最大のチャンスです(^^)


ちなみに僕がこのサイトでお伝えする内容すべてに一貫して言えることですが、何より一番大事なのは、患者さんの身体を良くしたい!という熱い思いです。

これが根っこにないと絶対に上手くいかないので、その辺りも忘れないようにして下さい。

どんなテクニックより大事です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました